看護部長だより Vol 5 看護師をめざす皆様へのメッセージ
看護学生の皆様、こんにちは
3月も終盤！桜の花も満開を迎え、4月からの新年度にエールを送っているようです。桜の花をみて心がほっこりしつつも、なんだかソワソワする毎日を送っています。
今回は、4月から新社会人になる皆様、学年が進級し、さらに看護師をめざす気持ちを再確認している学生の皆様、多くの後輩の皆様に対してエールを送りたいと思います。
新型コロナウイルス感染症の流行により大きく変化した私たちの日常生活も徐々に落ち着きを取り戻しています。しかし、医療の現場は新型コロナウイルス以外にもさまざまな耐性菌に対する対応や、少しの油断が招くインシデントなど、日々高度化する医療に対応していくことが必要です。
そのため、常に新しいチャレンジの現場だと思います。日々大変なことに向き合い心と体が疲れてしまうこともあるかもしれません。そんな時は、まず周りに目を向けてみてください。職場には同じ目標を持つ仲間たちや先輩がいます。また、病気から回復し、元気になっていく患者様の笑顔があります。学校には一人ひとりの成長をともに喜んでくれる先生方や仲間がいます。
京セラ・KDDIの創設者である稲盛和夫氏は、成功の方式を次のように提唱しています。「人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力」、人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算であるとういう考え方です。それぞれの掛け算になるので、努力すれば良い結果を残すことができるという考えです。また、考え方や能力を短期間で急激に変えるのは難しいですが、熱意（パッション）は比較的容易に高めることができるのではないでしょうか。現状でよいのか不安になる時もあるかもしれませんが、看護師になろうと思った時のことを思い出し、どうか安心して思いのままにチャレンジしてください。
国際医療福祉大学市川病院へ入職する皆様、笑顔で４月１日にお会いしましょう。職員一同皆様と仲間になりともに働く日を心より楽しみにしています。
看護部長 西村貴子
