先輩の声（認定看護師）

病棟における褥瘡管理を中心に活動を行っています。創傷管理、ストーマケアなどの専門領域においては、患者様・ご家族を支援し、入院中から退院後の生活を視野に入れたかかわりができるよう心がけています。また同僚スタッフに対しては、生活にあわせた支援ができるよう、専門的知識・技術を提供し、一緒に問題解決していくよう努めています。

皮膚科・泌尿器科外来を中心に、医師や他職種と連携を図りながら専門的な創傷管理と排泄管理を行っています。新たな管理方法を習得する患者様やご家族の不安をできるだけ取り除き、生活背景をふまえながら、在宅で安心して日常生活を送れるよう支援に努めています。

がん化学療法を受ける患者様が確実・安全・安楽に治療が受けられ、副作用が少しでも予防・緩和できるようお一人おひとりに寄り添いながら支援を行うことを大切にしています。その人らしい生活が送れるように院内のスタッフと協力し、チームとして継続看護を行っています。

集中ケア認定看護師の役割は、生命の危機的状態にある患者様に対して、病態の変化を予測し、重症化や二次的合併症を予防することにあります。また、ご家族の精神的な負担の軽減をサポートすることも目的としています。身体的・精神的にも回復し、低下した生活の質を取り戻し社会復帰できるよう、多職種と連携し早期回復への支援に努めています。

がんと診断された患者様やその家族のサポートから、治療期・維持期・終末期のケア、そしてお亡くなりになった後のご遺族へのグリーフケアを行っています。患者様の価値観を尊重し、その方の人生に寄り添いながらかかわることを大切にしています。

透析開始前の腎不全期から透析開始、そして終末期に至るまで、透析患者様とご家族を支援します。透析治療を安全に行いながら、患者様の生活や気持ちにも目を向けその人を知り、患者様と一緒に考えながら看護を行うように心がけています。